自律した子どもを育てていくために、
どのように接するとよいでしょうか。
今日は、
子育てをする上で大切な
3つのキーワードをお伝えします。
そもそも、「自律」とは何か・・・
「自律」とは、
何かに強制されたから
ではなく、
自分の意志や判断で、
自分からやり出そうと
することです。
本来、全ての子どもに備わっている
この「自律性」ですが、
「子どもによりよくなってほしい」
という願いから、
ついつい、先回りして口を出し、
結局、子どもの行動をコントロール
してしまう・・・
そんな時はありませんか?
「私だ!」と感じる方も
多いのではないかと思います。
そこで、今日紹介する
自律した子どもを育てる3つの鍵を
押さえておくことが大切になります。
自律した子どもを育てる
3つの鍵
『共感』『説明』『決定』
例えば、子どもが
「面倒だし、今日は塾を休みたいな」と
相談してきたとします。
あなたは、どのように声をかけますか?
A:「とにかく行きなさい」
B:「行かなかったら、
〇〇するのは、なしになるよ」
C:「行ったら、ごほうびがあるよ」
これらは、全て
子どもをコントロールしていることに
なります。
Cのように、ご褒美で釣るケース、
やってしまうことってありませんか?
外からの動機付けとして、
短期的にはやる気を引き起こすことが
できるかもしれませんが、
長期的に見ると、よくない影響を引き起こす
原因になってしまいます。
自律した子どもを育てるためには、
次のような手順を踏んで、
伝えていくことが大切になります。
①共感から始める
まずは、
子どもが「やりたくない」という気持ちを
もっていることに理解を示すことから
始めます。
「嫌なんだね」
「大変だよね」と、
共感することが第一歩です。
②なぜやるべきか説明する
共感した後は、丁寧に説明します。
「なぜやるべきか?」
「やることでどんなよいことがあるか?」
子どもと一緒に考えます。
説明が足らなかったり、
納得できていなかったりすると、
子どもは前に進めません。
塾に通う先に目標があると、
そこに向かうための「今」だという
話をすることができます。
頭ごなしに伝えるのではなく、
応援している、サポートしているという
関わりを大切にしながら、
子どもが自己決定できるように
進めていきます。
③決定してもらう
最後は、必ず子どもが自分で決定できる
ように促します。
例えば、同じことをやるにしても
選択肢を用意するとよいです。
宿題ならば、
いつやるか、どこでやるか、
どの教科からやるか・・・
言われたからやるのではなく、
「自分のためにやる」へ。
その時々で気分が乗らないこともあると思います。
「今日は、
ここまで頑張れたら花丸」と、
自分で自分をコントロールしながら
進める力を身に付けていくことを
意識して接することが大切です。
親元を離れて、
子どもが自分の手で道を切り拓いていく
ためには
子どもが、どんな状態になっていると
よいでしょうか?
先のゴールをイメージした上で、
その時々にあった言葉をかけ、
支えていくことが子育ての肝となります。
ロボットを育てるのではなく、
人を育てる!
この視点を
いつも、もっていたいですね♪♪
一日一回、テーマを決めて
投稿します。
フラっと立ち寄って、
「元気」を受け取ってもらえると嬉しいです。
びぽじブログ=Be Positiveブログ
前向きな発信を続けていきます♪♪