皆さんにとって、
安心して悩みを打ち明けられる人は
いますか?
教員にとって欠かせない力の一つに
「カウンセリングマインド」が
あります。
子どもの心をつかむことが
上手な先生は、
皆さんに共通して
「聞き上手」です。
いろいろな悩みを抱え
壁にぶつかりながら
成長していく子どもたちにとって、
安心して話ができる
大人の存在が必ず必要です。
子どもたちにとって
身近な存在の一人として、
カウンセリングスキルを
身に付けていくことは
授業力を付けていくことと
同じくらい、
大切だと感じています。
今日は、本から学んだ
カウンセリングスキルの基本を
お伝えします。
キーワードは、
「ペース&リード」です。
教室である子どもが
泣いていたとします。
あなたが担任の先生だとしたら、
どんな声を掛けますか?
A先生:「〇〇ちゃん、泣いてないで
元気出してね!」
B先生:「〇〇ちゃん、何かあったかな・・・
ゆっくりでいいから、話できる?」
どちらの先生に、
話を聞いてほしいかは一目瞭然ですね。
「ペース&リード」の
「ペース」とは、
相手に合わせることです。
「リード」とは、
相手を導くことです。
A先生は、
相手に合わせることが
抜け落ちてしまっています。
一方で、B先生は
相手の気持ちに寄り添い、
心を開いて話ができるように
働きかけています。
徹底した相手目線が
なければ、
人は心を開きません。
強引に、こちらに
引き寄せるのではなく
相手の立場に
寄り添います。
相手に心模様も仕草や
雰囲気も合わせていくことで、
落ち着いて話ができる
環境を整えることが大切です。
こうして、初めて
子どもは自分の事を
分かってもらえそうという
安心感から、
「実はね・・・」と
悲しかったことを語り始めます。
カウンセリングスキルの一つ
として大切にしたいですね♪♪
一日一回、テーマを決めて
投稿します。
フラっと立ち寄って、
「元気」を受け取ってもらえると嬉しいです。
びぽじブログ=Be Positiveブログ
前向きな発信を続けていきます♪♪