TeaTime∞

Tea Timeの可能性は無限∞ 

喧嘩両成敗★

トラブルが

起きたときは

成長のチャンス

 

若いとき、

トラブルの対応が

うまくできず、

ベテランの先生が上手に

対応しているのを見て

どうやっているんだろう??

と思っていました。

 

経験を重ね、

トラブルの対応には、

ある鍵があることに

気付きました。

 

それは、

双方が納得できる

ということです。

 

よく失敗する一つに、

片方の意見ばかりを

取り上げて、

両者の意見を

聞かないということです。

 

例を挙げて紹介します。

【よくない対応例】

Aくん:先生、Bくんが悪口を

    言ってきました。

 先生:(えっ、それはBくんに

     すぐ指導しないと)

 先生:Bくん、悪口を言ったんだって?

    やめなさい!!

 

【よりよい対応策】

Aくん:先生、Bくんが悪口を

    言ってきました。

 先生:(えっ、それはBくんにも

     話を聞いてみよう)

 先生:Bくん、Aくんから

    話を聞いたんだけど、

    悪口を言ってしまったんだって?

    何か困ったことがあったの?

Bくん:実は、

    Aくんが急に手を出してきて・・・

 先生:そうかぁ。

    原因があったんだね。

 

火のないところに

煙は立たない

ということわざがあるように、

たいてい、

喧嘩が起こったときには、

何か原因があり、

一方的でないことが多いです。

 

まずは、Aくん、Bくんの話を

じっくりと聞き、

それぞれの

思いを受け止めることが

大切です。

 

一人一人を呼んで、

事実をすり合わせていく。

この段階を必ず踏みます。

両者の言い分から

すれ違いがある場合は、

周りで見ていた子の意見も

聞きます。

事実は

どうだったのか・・・

ここの把握がポイントになります。

 

お互いの話を十分に

聞き、

嫌だなと思った気持ちに

共感すると、

子どもは素直に嫌だったことを

伝えてくれます。

 

そこで、次の質問を投げかけます。

 

「○○という事が嫌だったね・・・

 じゃあ、自分がいけなかったなって

 思うところはどこかな?」

 

すると、

子どもは語り始めます。

「手を出してしまったところ・・・」

「悪口を言ってしまったところ・・・」

 

素直に振り返れた心を

たくさん認め、

「どうしたらいいかな?」と

問いかけます。

 

「謝りたい・・・」

 

こんなやり取りを経て、

初めて両者を一緒に集めて

互いの気持ちを伝え合わせます。

 

「○○をしてしまって、

 ごめんね・・・」

 

こうして、

子どもは人と人との

関係を学んでいきます。

 

よいことも

よくないことも

子どもの成長の

チャンスと捉え、

真正面から向き合い、

よりよい解決策、方向を

一緒になって

考えること・・・

 

そして、

この後は必ず2人のことを

見守り、

温かく関わっているときに

すかさず声をかける!

これに尽きます。

 

学校に限らず、

兄弟間の喧嘩も同じなのでは

ないでしょうか。

 

決して感情的にならず、

冷静に!

余裕がなくなってくると

難しいですよね・・・

 

だからこそ、

日頃から自分の中での

器量を大きく

磨いていきたいです♪♪

 

一日一回、テーマを決めて

投稿します。

フラっと立ち寄って、

「元気」を受け取ってもらえると嬉しいです。

びぽじブログ=Be Positiveブログ

前向きな発信を続けていきます♪♪