12月25日の朝が、私はとても好きです。
理由はひとつ。
子どもが、サンタさんからのプレゼントを見つけた瞬間の
あの表情を見ることができるから。
まだ眠気が残る顔でリビングに来て、
ツリーの足元やソファの上に置かれた包みに気づいた瞬間――
「……あっ!!」
一瞬止まって、
次の瞬間、顔がぱっと明るくなる。
そのあとに来るのは、
驚き
ワクワク
ドキドキ
信じたい気持ち
ちょっとの緊張
そして、全身からあふれる喜び。
この“感情が一気に動く瞬間”が、たまらなく愛おしく感じます。
「ワクワク」は、心と脳を同時に育てる
子育てをしていると、
つい「役に立つ経験」「将来につながること」「意味のある学び」を
意識してしまいがちです。
もちろん、それも大切。
でも私は、
意味があるかどうか分からないけれど、心が大きく動く経験
も、同じくらい大事にしたいと思っています。
なぜなら、
ワクワクする
ドキドキする
楽しみに待つ
想像をふくらませる
こうした体験は、
子どもの脳と心に、深く、やさしく刻まれるからです。
感情が動いた出来事は、
「記憶」になり、
「物語」になり、
やがて「自分は大切にされていた」という感覚になります。
これは、自己肯定感や安心感の“土台”になるものです。
クリスマスは、1か月前から始まっている
我が家のクリスマスは、
12月に入る少し前から、静かに始まります。
名付けて、極秘調査期間。
最近、どんなものに目が止まっているか
お店で立ち止まるのはどんなコーナーか
ふとした会話に出てくる「これ、いいな」
親は、さりげなく観察します。
直接聞かない。
詮索しすぎない。
でも、ちゃんと見ている。
この時間は、
「欲しいものを当てるため」だけのものではありません。
子どもが今、
何に心を動かされているのか
どんな世界に関心を持ち始めているのか
を知る、大切な時間でもあります。
サンタへの手紙を、英語で書く理由
ある年から、
サンタさんへの手紙を「英語で書く」ことにしました。
理由は、とてもシンプル。
・特別感が増す
・サンタが“本当にいる世界”が広がる
・英語が「勉強」ではなく「物語の一部」になる
文法が完璧でなくてもいい。
スペルが少し違ってもいい。
大切なのは、
「伝えたいことがあるから書く」
「信じている誰かに向けて言葉を選ぶ」
という体験そのものです。
学びは、
こうした“意味のある文脈”の中でこそ、
自然に根づいていきます。
プレゼントに忍ばせる、サンタからの手紙
クリスマスイブの夜。
子どもが眠ったあと、私たちはこっそり準備をします。
プレゼントの中に、
一通の手紙を忍ばせる。
筆記体で、少し大人っぽく。
「かっこいい字だな」と思ってもらえるように。
内容は、いつも決まっています。
・よく頑張っていたこと
・サンタがちゃんと見ていたこと
・来年も応援しているというメッセージ
ここで大切にしているのは、
結果ではなく、過程を書くこと。
できた・できない
上手・下手
ではなく、
「挑戦していたね」
「工夫していたね」
「やさしくしていたね」
子どもが、
「自分の存在そのもの」を見てもらえていると感じられる言葉を
そっと添えます。
クリスマスの朝に、心に残るもの
プレゼントは、
いつか壊れたり、使わなくなったりします。
でも、
待っていた時間
想像していた時間
信じていた時間
大切にされていた感覚
それらは、
子どもの中に静かに残り続けます。
そして大人になったとき、
ふとした瞬間に思い出すのです。
「あの頃、ワクワクしてたな」
「大切にされていたな」
「世界って、悪くなかったな」
そんな記憶がひとつでもあることは、
人生を生きる上で、とても心強い。
子育ては、完璧じゃなくていい
忙しくて、
余裕がなくて、
思うようにできない年もあります。
それでも大丈夫。
大切なのは、
“特別なこと”をすることではなく、
子どもの心が動く瞬間を、いっしょに味わおうとする姿勢
なのだと思います。
ワクワクする気持ちを大切にすること。
信じる世界を守ろうとすること。
喜びを、全力で喜ぶこと。
それ自体が、
子どもにとって最高のプレゼントです。
どうか、あたたかい朝になりますように
このブログを読んでくださっているあなたにも、
あなたのご家庭にも、
静かで、やさしくて、
心が少しあたたかくなるクリスマスの朝が
訪れますように。
そして今日のこの時間が、
子どもにとっても、
あなたにとっても、
長く心に残る一日になりますように。
メリークリスマス♩
いつも、
最後まで読んでくださりありがとうございます。
