「授業中は理解できているのに、テストになると点が取れない…」
「家では説明できるのに、問題になると急にできなくなる」
それなのに、
テストでは毎回「あれ?」という結果。
実はこれ、学力の問題ではなく
“認知のクセ(ものごとの捉え方)” が原因で起きる典型パターンです。
この認知のクセを修正すると、
子どもは 急にテストで得点できるようになります。
授業は分かるのにテストで点が取れない子の「5つの認知のクセ」
①「わかった=できる」と思い込む(理解の錯覚)
授業中は説明を聞いて「なるほど」「できそう」と感じる。
しかしこれは “理解の感覚” であり、
“問題を再現できる力” とはまったく別物。
特に小学生は、
頭の中の“わかった気”が強く、練習量が不足しがちに。
症状例:
・ケアレスミスが多い
・解き方を説明できない
・似た問題になると手が止まる
② テストの“読み方”ができていない(設問処理の弱さ)
授業は耳で理解できる。
しかし、テストは 文章を読み、条件を把握し、必要な情報を抜き取る 作業。
ここが苦手な子は、学力に関係なく点が落ちる。
症状例:
・設問を読み飛ばす
・「~しなさい」の指示を誤解する
・問題文のキーワードを拾えない
③ 注意が一箇所に偏る(スポット集中のクセ)
子どもの認知は
「見えているつもりで見えていない」 ことがよくあります。
・数字だけ見る
・図だけ見る
・文だけ読む
と、“一点集中”になり、条件を見落とすケース。
症状例:
・単位(cm/m)を見逃す
・符号(+−)を読み間違える
・図の読み取り漏れ
④ 緊張に弱く “答えを急ぐ” クセ
テストでは、普段より
・緊張
・時間プレッシャー
・焦燥感
が高まります。
すると
思考よりスピードを優先するモード に入りやすく、ミスが多発。
症状例:
・1行目だけ読んで答える
・確認しない
・簡単な問題を落とす
⑤ “問題文=敵” になってしまう(認知フィルター)
文章量が多いと
・読む前に嫌になる
・「難しい」と決めつける
・情報が頭に入らない
という認知フィルターがかかり、結果的に点数が下がる。
症状例:
・文章問題だけ極端に弱い
・長文は読む前から「無理」
・読み切らないまま答える
家庭でできる!テストが取れるようになる“認知のクセ”改善法
①「説明できたら本当に理解している」チェック(理解の錯覚対策)
家でできる最強の方法です。
親「じゃあ、この問題の解き方を“5秒で”説明してみて!」
説明できれば理解は本物。
詰まるなら、まだ反復が必要です。
② “テスト読み”の練習:文章を3つのパーツに分ける
問題文は以下の順で読むとミスが激減:
-
何を求めるか(ゴール)
-
条件(与えられた情報)
-
制限(単位・注意書き)
短文でも必ずこの順で読み取るクセを作る。
③「見える化チェックリスト」で見落としを防ぐ
テスト前にこれを言うだけで点数が上がります。
〇 単位を見た?
〇 設問の最後まで読んだ?
〇 図・表は全部見た?
〇 計算式は合ってる?
チェックリストを“声に出して確認”するのがポイントです。
④ 3秒ストップトレーニング(焦り対策)
普段から生活の中で言います:
「答える前に3秒だけ考えてみて」
これがクセになると、テスト中の焦りが大幅に減ります。
効果:
・ケアレスミス激減
・思考が深まる
・時間配分が上手になる
⑤ “問題文は宝探し” マインドに変える(認知フィルター書き換え)
「問題文を読む=しんどい」
を、
「大事なヒントを探すゲーム」 に変える。
家ではこう声かけします:
「この問題の宝(ヒント)はどこにあると思う?」
これだけで、文章の読み方が激変します。
テストが取れる子になる“親の関わり方”3つ
① ミスを責めない(認知が固まるから)
叱ると
「どうせ無理」
という思い込みが強まり、認知のクセが固定される。
ミスは能力ではなく
“クセ”と“環境要因” と理解することが重要。
② 小さな成功を一緒に喜ぶ:自信で得点力が伸びる
・読み飛ばさなかった
・確認できた
・焦らずできた
これらの小さな成功が、テストの成果に直結。
③ 家庭は“練習の場”、学校は“本番”という認識でOK
家庭では
・間違ってもいい
・練習用の安全基地
と伝えておくことで、テスト本番の緊張が減る。
まとめ:テストで点が取れないのは「能力不足」ではなく“認知のクセ”
授業は分かるのにテストで点が取れない子は、
❶ わかった気になる
❷ 読み取りが弱い
❸ 注意が偏る
❹ 焦る
❺ 問題文を敵と感じる
など、
“認知のクセ”の影響が大きい ことが分かっています。
しかしこれはすべて、
トレーニングで改善できます。
そして、
家庭での声かけや練習が加わると、
結果に表れていきます。
お子さんが本来、持っている力を引き出して行きたいですね♩♩
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