TeaTime∞

Tea Timeの可能性は無限∞ 

子どもの成長を支える読解力☆

2022年に実施した

学習到達度調査(PISA)の結果によると、

日本は、「読解力」で3位となり、

過去最低の15位だった

2018年の調査から

回復しています。

その一方で、

自律的な学習への

自信の指標は

OECD加盟国中、最下位

という結果となりました。

この結果から、

子どもたちには、

自ら目標を立て、

達成に向けて

能動的に取り組むことが

一層、求めれています。

学校現場でも、

一時期、子どもたちの読解力の低下が

話題となりました。

当時は、「読解力」に関する書籍も

たくさん出版され、

文章から何を問われているかが

読み取れないという課題が

いろいろな場面で取り上げられました。

そこで、小学校では2020年度、

中学校では2021年度から

学習指導要領が改訂され、

言語能力を学習の基盤として位置づけ、

各教科で必要な語彙や情報の扱い方の

定着が重視されてきました。

読解力の低下を

引き起こした要因として、

①「読む」経験の不足

が考えられます。

新聞や読書などを通した活字離れ、

説明書などを読む経験が少なくなったことも

一理あると思います。

今の時代、

とりあえず、Youtubeなどの視覚情報を

活用すれば、何でも解決してしまいます。

じっくりと時間をかけて「読む」

そして、内容を「理解する」といった

機会が減ってしまったように感じます。

さらには、

②「聞く」経験の不足

も加速しています。

Youtubeや映像授業など、

目から入ってくる情報が多く、

耳から取り入れる情報の必要性を感じます。

ラジオやVoicyなど

想像力を働かせて「聞く」経験が

今後ますます大切になっていくのでは

ないでしょうか。

情報が身近にありふれているからこそ、

本当に必要な情報を取捨選択し、

何をどのようにインプットしていくかが

鍵になってきています。

また、

インプットしたことを

アウトプットする習慣

も欠かせません。

相手に説明するとき

抽象的に語るのではなく、

具体的な情景が思い浮かぶように

伝えられるとよいです。

ご家庭でも是非、オススメなのが、

子どもが今日、

学校でどんなことをしたか

話す場をつくることです。

ご飯を食べながらでもよいので

毎日続けることで

子どもの「話す力」は飛躍的に伸びます。

我が家では、

一時期、夕飯時に帰宅できない日が

多かったので、

子どもと日記のやり取りをしていました。

その日にあった出来事で

心に残ったことを日記に書き、

それに返事をするということを

行っていました。

楽しみながら取り組めることを見つけ、

さり気なくルーティン化していくと、

子どもは飽きずに

続けることができます。

「読解力」は、

大人になってからも

仕事をしたり、

社会で生活したりする上で

欠かすことのできない力の

一つとなります。

子どものうちから、

読む力、聞く力を高め、

良質な情報をインプットし、

自分の事を積極的にアウトプットする

経験を積んでいきたいですね♪♪

 

一日一回、テーマを決めて

投稿します。

フラっと立ち寄って、

「元気」を受け取ってもらえると嬉しいです。

びぽじブログ=Be Positiveブログ

向きな発信を続けていきます♪♪