TeaTime∞

Tea Timeの可能性は無限∞ 

できた!をゴールにさせない手だて

「先生、できました」

算数の授業の一場面

 

学級の中でも

進度の差は様々で、

早く問題を

解き終える子もいれば、

時間をかけてじっくり

取り組む子もいます。

 

早く解き終えた子は、

何もやることがなくなると、

暇を持て余します。

すると、どうなるか?

そのうち、

席の近くの子に話しかけ、

学級全体の集中力が

欠けてしまう・・・

そんな、

悪循環を断つためにも

算数の授業で、

子どもたちに

伝えていることがあります。

それは、

「クラスのみんなが

 分かるように

 説明しよう」

ということです。

 

この約束事が

浸透すると、

早く問題が解けた子も

一生懸命に

説明の仕方を考えます。

「どうやったら、

 クラスのみんなに

 考えが伝わるだろう?」

式や答え

だけでなく、

図を使って

考えてみたり、

言葉を補って、

ノートに

説明の仕方を

書き残してみたり・・・

それぞれが、

集中して問題と向き合う

時間が流れます。

 

この後の

説明タイムでは、

自分の考えた解き方

説明の仕方で

意見を交流していきます。

黒板に図をかいて

説明する子

ノートをスクリーンに

写して伝える子

具体物を用いて

実演しながら説明する子・・・

友達の「分からない」という

意見を大切にしながら、

みんなで解決していく

楽しさを経験させます。

 

学校で学ぶ意義は、

クラスのみんなと

「学び合う」ことに

あると思います。

自分一人では、

出せなかった考えに

出会えたとき、

子どもたちの目が

輝く瞬間があります。

そんな、

「新しい発見」を

大切にした授業作りを

進めていきたいです♪♪

 

一日一回、テーマを決めて

投稿します。

フラっと立ち寄って、

「元気」を受け取ってもらえると嬉しいです。

びぽじブログ=Be Positiveブログ

前向きな発信を続けていきます♪♪