「聞く」と「聴く」
という漢字
どちらも「きく」と読みますが、
その意味は大きく違っています。
子どもたちにも、
よりよい「きき方」を
身に付けてほしい
という願いから、
「聴く」ことの意味について
教室でも
よく話をしています。
「聴く」という漢字
その形に着目すると、
「耳」「+」「目」「心」
の四文字が隠れています。
つまり、
「聴く」には、
相手の話を
ただ、耳で「聞く」のではなく、
目を見て
心をこめて聞く
ということがポイントになります。
言い換えると、
相手の話を
自分事として捉え、
心を動かして聞く
ことができるか
ということです。
授業の中でも、
うんうんとうなずきながら
友達の意見に耳を傾け、
自分の考えと比べて
意見を伝えられる子がいます。
「○○さんと似ていて・・・」
「△△さんと少し違って・・・」
という発言は、
友達の意見を
真剣に聞いているからこそ
成せる技です。
「聴き方」が上手な人は、
相手のことを
大切にしている人です。
ついつい、
忙しさのあまり、
子どもの話に
「聞いたふり」をしてしまうことって
ないですか?
夕ご飯の準備をしたり、
洗濯をしたり・・・
全然、「聞く」余裕なんてなーい!!
教師の仕事をしていても、
「先生~、聞いて。あのね・・・」と、
一度に
複数の子どもから話しかけられる
場面がよくあります。
「うんうん」と言いつつ、
空返事になってしまうことも・・・
そんな時は
誠実に、応えたいです。
「話してくれてありがとう」
「また、ゆっくり聞かせてね」
大切なのは、
「あなたの話を聴きたい」
という意志を はっきり伝えることです。
誠意をもって、
相手の話を聞くことが
相手を大切にしていることに
つながります。
教師として、
親として、
その姿勢を示すことが
「安心感」を与え、
「信頼」
につながっていくと思います。
聴き方名人を目指して・・・
一日一回、テーマを決めて
投稿します
フラっと立ち寄って、
「元気」を受け取ってもらえると嬉しいです
びぽじブログ=Be Positiveブログ
前向きな発信を
続けていきます♪♪