初任者のころ、
「先生」
＝「何でもできなければ
いけない」
そう勘違いしていた自分は、
苦手な事や
できない事も
隠そう、隠そう
としていました。
言い換えると、
「できる」フリを
していたように
思います。
どうしてこのような
考えに至ったかというと、
大学を卒業して
四月から教師の道へ！
担任として、
４０人近くの子を前に
スタートしました。
子どもの前に立つ以上、
「教育のプロ」として、
どんな事も完璧に
こなしていかなければ、
子どもたちは
付いてこないだろう・・・
保護者も
安心して
任せられないだろう・・・
そんな、
不安を抱えながら
仕事をしていました。
とにかく、
食らいついていく事に
必死でした。
先が見えず
見通しがもてない中、
本当に大変でした。
正直、「辞めたいな」と
思うこともありました。
それでも、
何とか周りの先生に支えられ、
続けることで
一年を終えることができました。
今思えば、
仮面を被って
「よく見せよう」と、
自分らしさを
全く出せていなかったように
思います。
数年間、
経験を積んでいくと
この考え方・心構えは
全く違っていたのだということに
気がつきました。
先生だって、
得意な事もあれば、
苦手な事もある。
それを隠そう、隠そうと
するのではなく、
自分に正直にいたい。
子どもに「弱み」を見せる事は
悪いことじゃないんだ。
むしろ、
「弱み」を見せた方が、
子どもたちとの距離が
ぐっと縮まるということに
気がつきました。
絵を描くことが苦手だったり、
カボチャが給食に出ると、
食べるのに
すごく時間がかかったり・・・
そんな姿を見て、
子どもたちが笑顔になり、
それでも
向き合う姿勢を見て、
応援してくれる
温かい雰囲気が
とても心地よいです。
また、
先生が「弱み」を見せる
ことで、子どもたちも
安心して
苦手な事に挑戦し始めます。
その方が、
子どもによい影響を与えられると
自信をもって言えます。
「先生」
という仕事に限らず、
自分の「弱み」を見せることが
苦手な方へ・・・
肩の力を抜いて、
ありのままの自分を
さらけ出してみたり、
誰かに頼ってみたり・・・
そうすることで、
人生がより豊かに
なっていくと思います♪♪
ありのままの自分を
大切に☆
一日一回、テーマを決めて
投稿します。
フラっと立ち寄って、
「元気」を受け取ってもらえると嬉しいです。
びぽじブログ＝Be Positiveブログ
前向きな発信を続けていきます♪♪
